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バナジウム天然水はどんな水?期待される効果や注意点も解説
バナジウム天然水はどんな水?期待される効果や注意点も解説

「バナジウム天然水」という名前を聞いたことはあるでしょうか?
バナジウムとはミネラルの一種で、地中や海水のほか、牛乳やそば、豆腐など日頃から口にする食材にも含まれている身近な存在です。しかし、そんなバナジウムが含まれる天然水は富士山麓の限られたエリアでしか採水できないため、バナジウム天然水に限ってはとても希少だといわれています。

バナジウムは加熱しても壊れず、料理の美味しさを引き立てる特徴を持っているほか、血糖値の調整や動脈硬化予防など、健康面での効果が期待されている成分です。この記事では、バナジウム天然水の特徴や効果、飲む際の注意点をご紹介します。

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バナジウム天然水とは?

バナジウム天然水とは?

バナジウム天然水とは、その名の通りミネラルの一種バナジウムを含んだ天然水を指します。1830年にスウェーデンの科学者によって発見されたミネラルで、自然界では堆積岩層や花崗岩、海、湖、土壌、植物など様々な場所に存在していますが、バナジウム天然水として採水できる場所は非常に少なく、日本で採水できるのは富士山麓の限られたエリアのみです。

富士山は大きく分けて、旧富士層、玄武岩層、古富士層からなっています。日本の地質は、花崗岩、火山岩類、堆積岩類などが複雑に分布していますが、玄武岩層は日本では珍しく、その中でも富士山の玄武岩層は7層からなる分厚い層を持っています。玄武岩にはバナジウムが含まれており、さらに富士山は3,776メートルの高さを誇る日本の最高峰です。地表に降り注いだ雨や雪は、何十年という長い年月をかけて地下まで浸透していき、その過程でバナジウムをじっくり溶かし込むことでバナジウム天然水が生まれます。

一方で、旧富士層は水を通しやすいという特徴があるため、地表の雨や雪はすぐに浸透して地下に染み込んでしまうため、バナジウム天然水にはなりません。このように、富士山麓でも限られた場所でしか、バナジウム天然水を採水することはできないのです。

バナジウムの特徴

バナジウムの特徴

ミネラルは、体づくりに欠かせない五大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)のひとつに数えられ、健康維持のためになくてはならない存在です。

ミネラルには基礎代謝や新陳代謝のサポート、心身のバランスを正常に保つなどの働きがあり、ミネラルの中でも特に必要だといわれる16種が「必須ミネラル」と呼ばれています。

〈必須ミネラル一覧〉
  • カルシウム
  • リン
  • カリウム
  • 硫黄
  • 塩素
  • ナトリウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛
  • マンガン
  • クロム
  • ヨウ素
  • セレン
  • モリブデン
  • コバルト

バナジウムはまだ研究が進んでおらず、この必須ミネラルにこそ含まれていませんが、

「脂肪の燃焼を促進する」
「血糖値を下げる」
「コレストロールを下げる」

など健康面でのメリットが期待されており、現在研究が進められています。バナジウムを補給する方法は、前述したバナジウム天然水を飲むほか、サプリメントや日々の食事から補うこともできます。バナジウムは

などの食材に多く含まれているため、日頃の食生活に取り入れると良いでしょう。

また、バナジウムは加熱しても壊れにくいという性質を持っています。そのため、お茶やコーヒーなどにバナジウム天然水を使っても、成分が壊れることなく手軽に補給できます。他にも、バナジウムには食材の美味しさを引き立たせる働きもあるのだとか。バナジウム天然水でスープなどを作れば、素材の味わいをしっかりと活かした、おいしいミネラル補給が可能になります。

バナジウム天然水の効果

バナジウムは必須ミネラルではないものの、健康効果が期待されているミネラルのひとつです。摂取することでどのような健康効果が期待されているのか、いずれもまだ研究途上ではありますが、具体的な効果をご紹介します。

血糖値を下げる

血糖値を下げる

バナジウムは、血糖値を下げるホルモンであるインスリンと同じような働きをする可能性があるといわれています。2006年に発表された論文によると、富士山の伏流水を一日540ml(180ml×3回)、4ヶ月間(8月~12月)飲用するというヒト試験の結果、3ヶ月後には明らかに伏流水飲用群の血糖値低下・HbA1c低下という結果を確認できたのだそう。さらに、アンケート調査でも「身体の調子がすこぶる良くなった」との記載があったそうです※1

ただし、この試験結果でわかったのは、バナジウム天然水に強力な血糖値降下作用があるのではなく、食生活や日頃の習慣と組み合わせることで、補助的なサポートができるというもの。また、バナジウム単体ではなく、天然水に含まれるその他のミネラルとの相互的な作用により、血糖値降下のサポートが得られるのではないかと考えられています。
しかし、血糖値を下げる作用については懐疑的な研究者もおり、今後の研究成果が待たれます。

動脈硬化を予防する

動脈硬化を予防する

日本人のおよそ10人に1人は、動脈硬化による心臓や脳の病気で亡くなるといわれています※2

〈動脈硬化によって引き起こされる病気(一例)〉
  • 急性心筋梗塞
  • 虚血性心疾患
  • 脳梗塞
  • 脳内出血
  • くも膜下出血 など

動脈硬化は血管の老化などによって、血管の弾力がなくなった状態です。老化だけではなく、高血圧や糖尿病、悪玉コレステロールの増加なども動脈硬化を進行させる原因になってしまいます。
特に動脈硬化最大の原因といわれているのが、脂質が増えすぎた状態。脂質の中でも悪玉コレステロールや中性脂肪が増えると、血管の壁に沈着して動脈硬化を引き起こします。

その予防ができるのではないかと期待されているのがバナジウムです。バナジウムは、脂質の代謝を促進する作用があるといわれており、血管内の余分な脂質を減らすことで、動脈硬化の予防に寄与するといわれています。ヒト試験では、バナジウムを含む水を定期的に摂取することで、体脂肪の減少が確認されたケースもあります※1

便秘を改善する

便秘を改善する

便秘になる原因は様々。食物繊維の不足や水分不足、腸内環境の悪化、またそれらが複合的に起きて便秘を引き起こすことがあります。さらに、便秘は加齢とともに増える悩みとしても知られています。

便秘というと若い女性のイメージがあるかもしれませんが、60代を越える頃から男女ともに便秘の悩みはグンと増え、80代になると男性の方が便秘に悩む人が多くなるという統計が出ています※3

高齢の場合に特に多いといわれるのが、加齢によって大腸のぜん動運動が低下して起こる「弛緩性便秘」。バナジウムは腸のぜん動運動を活発にする働きや善玉菌を増やす効果があり、便秘の改善に効果的だといわれています。さらに、腸のぜん動運動を活発にすることで便がスムーズに排出され、腸内環境の改善にも効果が。腸内環境が良くなれば、便秘改善の他にも免疫力のアップや美肌効果、メンタルの不調を改善する働きなどが期待できます。

バナジウム天然水を飲む際の注意点

バナジウム天然水を飲む際の注意点

このように、バナジウムには様々な健康効果が期待されていますが、飲む際に気をつけたい注意点もあります。バナジウムに限った話ではありませんが、過剰に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、適量を心掛けて飲むことが大切です。

日本ではバナジウムが必須ミネラルに指定されていないため、摂取目安量の基準は設けられていません。そこでアメリカでの摂取基準を確認してみると、成人の摂取上限値は「1日当たり1.8mg以下」※4

通常の飲み方であれば、この基準を超えることはまずないものの、バナジウム天然水を飲む際はペットボトルなどに表記されている含有量を確認して、過剰摂取にならないよう注意すると良いでしょう。また、大人と比較して胃腸が十分に発達していない子どもの場合は、水に含まれるミネラルが負担になってしまう恐れがあります。飲み過ぎると下痢や胃腸の不快感を引き起こす場合があるため、注意するようにしましょう。

バナジウム天然水を飲むならウォーターワン

バナジウム天然水を飲むならウォーターワン

バナジウムは健康への有用な働きが期待されているミネラルですが、富士山麓の限られたエリアでしか採水されないため、定期的な摂取は難しいイメージがあるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバー『ウォーターワン』です。

『ウォーターワン』は、4つの採水地から天然水を選ぶことができ、そのなかのひとつが、富士山の麓から汲み上げたバナジウムを豊富に含む天然水です。地下203メートルから採水した弱アルカリ性の伏流水で、希少なミネラルであるバナジウムを多く含んでいるほか、その他のミネラルバランスも良好。『ウォーターワン』では組み上げた天然水を非加熱で処理してボトリングするため、天然のミネラルバランスや酵素をしっかり含んだおいしい水になっています。冷水・温水のふたつの温度でいつでも利用できるため、日頃飲むお茶やコーヒー、調理の水などにも活用でき、手軽なバナジウム補給をサポートします。

宅配水は定期的に自宅まで配送されますが、長期外出などで水の消費量が少なく自宅に水のボトルが溜まってきた時は、最大2ヶ月間の配送スキップが可能です。水の消費量に応じて柔軟に対応できるのは『ウォーターワン』の魅力のひとつ。また、サーバーには温水ロック機能が搭載されておりや、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使用できます。オプションで冷水にもロックを付けることが可能なので、ご利用状況に合わせて検討すると良いでしょう。

まとめ

バナジウムはミネラルの一種で、バナジウムが含まれた天然水は大変希少。適量を摂取することで血糖値調整や動脈硬化予防、便秘改善などの効果が期待できますが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、含有量をしっかり確認して取り入れるようにしましょう。特に、胃腸が未発達な乳幼児は過剰摂取を避け、適切な量を守って摂取することが大切です。

バナジウム天然水を飲むなら、『ウォーターワン』が提供している富士山の天然水がおすすめです。定期的に自宅まで届くので、毎日の生活に無理なく手軽にバナジウム補給を取り入れることができますよ。

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参考文献

  1. ※1:https://www.jstage.jst.go.jp/article/brte/17/1/17_1_11/_pdf
  2. ※2:https://seikatsusyukanbyo.com/statistics/disease/arteriosclerosis/
  3. ※3:https://kawakita.or.jp/kmf/syoukai/vol131/
  4. ※4:http://www.jtnrs.com/sym24/24_065.pdf