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水が甘く感じるのはなぜ?水質や体調別の原因、正しい対処法を解説!

水が甘く感じるのはなぜ?水質や体調別の原因、正しい対処法を解説!

水は基本的にあまり味がないものですが、時折「水を飲むとなんだか甘い」と感じることがあります。一時的に感じるだけならば、直前に飲んだり食べたりしたものの影響が考えられますが、継続的に「甘い」と感じる場合は水そのものの質や体調の変化が影響している可能性があります。水のミネラルバランスや味覚感度が変わると、普段何気なく飲んでいる水の味が変わって感じられることがあるのです。

特に体調面が原因で水の味が変化している場合、脱水やストレス、病気などの原因が隠れている場合も。「何か変だな」と感じた時は、その原因を突き止めて適切に対処することが大切です。そこでこの記事では、水が甘く感じる原因を水質と体調に分けて整理しながら、適切な対処方法を解説します。

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水が甘く感じるのは水質の影響または体調が原因

水が甘く感じるのは水質の影響または体調が原因

水にはミネラルや微量な塩分など様々な成分が含まれています。この成分バランスは採水地域などで異なり、それによって水の味に差が出ることが知られています。特に分かりやすい例が軟水と硬水です。日本ではほとんどが軟水の一方、ヨーロッパでは多くの地域が硬水です。軟水に慣れた日本人がヨーロッパの水を口にすると、苦味やクセの強さを感じることがあります。これこそが成分の違いによって感じる味の差。このように、水に含まれる成分によって甘みを感じるケースがあるのです。

また、味の変化をもたらすものは成分の違いだけではありません。ダイエットや脱水、ストレスなど体調面の影響で味覚が変化し、甘味を感じやすくなることがあります。感染症などの影響で味覚障害に陥った場合も、いつもと異なる味を感じることがあるでしょう。これらは一時的な場合が多いものの、継続する場合は適切な判断や対処が重要です。気のせいだと放置せずに、きちんと原因を探りましょう。

水質によって水が甘く感じるのはなぜ?

水質によって水が甘く感じるのはなぜ?

人間は、舌にある味蕾(みらい)という器官で、食べ物に含まれる化学物質を感知して味を感じています。各成分によって甘味や塩味、酸味など感じる味は様々。このことを踏まえて、まずは水の成分バランスや水質によって水の味が変化する理由をご紹介します。

マグネシウムの含有量

マグネシウムは生命維持に必要な代謝に関与している成分です※1。また、水の硬度を表す成分のひとつでもあります。マグネシウムとカルシウム含有量が高いと水の硬度が高くなり、苦味やクセを強く感じられるようになります。

逆にいえば、マグネシウムの含有量が少なければ苦味が抑えられ、水がまろやかで甘く感じやすくなるということ。軟水の場合はマグネシウムやカルシウムの含有量が比較的少なくなるため、硬水に比べて甘みが感じられやすいといわれています。

カリウムの含有量

カリウムは細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりする働きを持つ成分です※2。体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出促進に役立つため、高血圧の予防にも良いとして知られています。

カリウム自体に味はないとされていますが、カリウムの含有量が多い水の場合、相対的にマグネシウムの含有量が減り、甘く感じることがあるようです。また、甘く感じられる軟水はカリウムの含有量が多いことでも知られています。

塩分濃度

通常、食塩(塩化ナトリウム)を食べるとしょっぱく感じます。しかし、味噌汁程度の0.8~1.0%の塩分濃度の場合は塩味として感じるものの、その10~20分の1程度の濃度まで下がると甘く感じられることがあるのです。これは、塩化ナトリウムの塩化物イオンが甘味やうま味として感知されるからです※3

水には、岩石から溶け出した塩分などが微量に含まれることがあります。このごくわずかな塩分が、甘みを感じさせる原因となる場合があります。

体調が悪い時に水が甘く感じるのはなぜ?

体調が悪い時に水が甘く感じるのはなぜ?

熱中症対策で知られる経口補水液が、体の状態により違う味に感じられる話を聞いたことはありますか?経口補水液は通常時に飲んでもそこまでおいしく感じられないはずですが、脱水状態に陥っている時はとてもおいしく感じるといわれています。
この現象は、体に不足している塩分や糖分を欲している時だから起こるそうです。お腹が空いている時は特に食事をおいしく感じるように、足りない成分を補う時などはいつもとは異なる味わいを感じるのでしょう。

このように、いつもの水でも体の変化によって味の違いを感じる場合があります。そこで、水が甘く感じる時はどのような体調の変化が考えられるかを以下でご紹介します。

食生活の変化

糖質制限や偏食などを行うと味覚が敏感になり、これまで気づいていなかった甘さを感じる可能性があります。砂糖や糖質などを控える生活を続けていると味覚に変化が起き、以前は甘く感じなかった食べ物にも甘味を感じられることがあるようです。

そのため、水のごくわずかな甘さが強調されるようになるのでしょう。偏りすぎた食生活は健康に悪影響を与える可能性があるため、今一度、日頃の食生活を見直してみましょう。

ダイエット中

食事制限を行うダイエットでは、食事量の変化で味覚センサーが敏感になり、水を甘く感じやすくなる可能性があります。特に無理な食事制限を行っている場合、塩分や糖分が不足してしまい、体が糖分を欲しているサインとしてわずかな甘味でもキャッチしやすくなる状況が起こると考えられます。

いくら痩せるためとはいえ食事制限を厳しくしすぎると、健康維持に必要な成分まで不足してしまいます。食事制限ダイエットは健康を害さない範囲で行いましょう。

運動中や脱水状態

「暑熱下での屋外スポーツ活動が味覚閾値に及ぼす影響」によると、運動前に比べて運動後は塩味認知閾値と酸味検知閾値の低下、甘味認知閾値の低下傾向が見られたそうです※4

各味覚の「閾値」とは、味を感じられる最小の濃度のこと。運動による発汗で電解質のバランスが変わり甘味を感じる閾値が下がったことで、より甘味を感じやすくなると考えられます。脱水症状になると様々な不調を引き起こすため、こまめな水分・塩分補給が大切です。

味覚障害

亜鉛や鉄分不足、薬の副作用などが原因で味覚異常が発生し、そのせいで水を甘く感じるケースも考えられます。特に亜鉛は、味を感じるための味細胞が生まれ変わる時に必要な成分で、不足すると味細胞が減って味覚障害が起こるといわれています。

亜鉛欠乏による味覚障害が起こる原因は様々ですが、食生活の乱れや加工食品に含まれる食品添加物、ファストフード、過剰な飲酒などが挙げられます※5。食生活を見直しても改善しない場合は、耳鼻科や内科で検査を行いましょう。

風邪や感染症の影響

風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症では、味覚や嗅覚に異常が生じることがあります。特に新型コロナウイルスが流行した時は症状のひとつとして味覚の変化が大きく注目されました。

これらの症状により一時的に水を甘く感じることがあり、さらに後遺症として続くケースも報告されています。違和感が長く続く場合は、耳鼻科などの専門機関に相談しましょう。

水が甘く感じたときの対処法

水が甘く感じたときの対処法

水を飲んだ時に甘く感じて「何か変だな」と思った時は、以下の対処法を試しましょう。一時的な現象であればすぐに収まることもありますが、続く場合は放置せずにきちんと対処することが大切です。

飲み比べて確認してみる

まず、甘さを感じる原因が水の成分によるものか自分の体調によるものかを確認するために、普段飲んでいる水と市販のミネラルウォーターや浄水した水を飲み比べて味に違いがあるか確かめましょう。

水によって味が変わるのであれば、水の成分バランスの違いによるものだといえます。逆に、どの水を飲んでも同じように甘く感じるのであれば、自分の体調によって味覚に変化が起こっていると考えられます。

口腔ケアと水洗いを徹底する

糖分や食べかすが口に残っていると、水を口に含んだ時にその成分が溶け出して、甘さを感じることがあります。軽く水で口をすすぐだけでも甘味の錯覚が軽減されるため、「変だな」と思ったらうがいや歯磨きをして、再度同じ水を飲んでみましょう。それでも同じ甘さを感じるのであれば、別の原因によって味の違いを感じているといえます。

水道管・浄水器のメンテナンスを行う

水道水は厳しい基準をクリアしたものだけが供給されているため、水道水の成分が突然大幅に変化することはあまり考えられません※6。しかし、水道水が供給される間にある給水設備の老朽化やカビの影響で味が変わる可能性はあります。

フィルター交換や配管洗浄で水の味が改善することもあるため、水が濁っていたり変な味がしたりすることが続き、しかも自分の体調の変化で感じるのではない場合は、水道管の調査を行ってみると良いでしょう。

体調・栄養面を振り返る

前述したように過度な食事制限や偏った食生活が続いている場合、塩分や糖分不足、また亜鉛不足による味覚障害によって水を甘く感じている可能性があります。

亜鉛などのミネラルが不足していないか、食生活を見直して栄養バランスの良い食事を心がけましょう。ストレスや脱水の有無もチェックして、必要なら休息と水分をこまめに取るのがおすすめです。

医療機関への相談を検討

甘味が不自然で、しかも継続する場合は糖尿病や味覚障害の可能性があります。水の成分が原因でない場合や体調に異変がある場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。

味覚に関する検査は耳鼻科で行うことが多いため、水が甘く感じる時はまず耳鼻科に行くと良いでしょう。他の病気が隠れている場合は、必要に応じて他院を紹介されるため、早めに相談することが大切です。

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